フリーランスになるのに必要なキャリアプランニングとは
エンジニアとして働く場合にはキャリアプランニングが必要です。どういった領域で働き、何歳までにこうなっていたいといった将来像を明確にします。
キャリアプランニングが必要な理由は、自分の市場価値を高めるのに一定の年数がかかるからです。何もプランがないと、月日はあっという間に過ぎてしまい、自分の価値を高めることができないまま、企業からも必要とされなくなるという状況になってしまいます。
その人の市場価値は、能力と実績で決まります。能力を培うのにも実績を積むのにも時間がかかるので、計画が必要になります。
また、自分のどの能力を伸ばすかのプランがないと、いろいろなものに手を出して、自分の強みといえるものを身につけられなくなります。
もちろん、エンジニアは、最新の技術に絶えずついていく必要があるので、情報収取もしながら、自分の市場価値を高められるようなものは、積極的に取り入れて、スキルアップしていく必要があります。
多くの職種の場合、能力のピークは30代半ばで、エンジニアの能力のピークもその年代になります。そのころまでには、エンジニアとしての実績も十分積んでいるはずです。
もし、将来は、独立してフリーランスとして成功したいと考えているなら、この年代までに能力を磨き、実績を積んでおくことが必要です。
また、将来的にキャリアアップのための転職を考えているならやはり、30代半ばまでには、自分の市場価値を高めておく必要があります。35歳ぐらいまでの人材なら、体力もあり、新鮮な感覚もまだ維持していて、会社に貢献できる人とみなされます。