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起きてみたらびっくり。
出会い体験談

起きてみたらびっくり。

その日はちょうど夏フェスの日でした。
当時セフレだった男の子が、約束していたフェスにどうしても行けなくなったと連絡が入ったのはフェスの会場に着いてからでした。
当時は遠距離恋愛だったので、現地集合も少なくなかったのですがあまりに突然の事で驚きもありましたが、悲しくなってしまって、駅で座り込んでしまっていました。
そのフェス、実はずっと3か月も前から計画していて、しかも彼と会うのは2か月振りだったんです。
やっと会えると思っておしゃれもしてきていました。
髪は朝早く起きて編み込みセットして、この日の為にダイエットして、似合うようになったビキニを下に着て、夜の事も考えてボディクリームも奮発して高いのを持ってきていたのに。
出会いを探す気にもなれません。
それよりも、涙で化粧は崩れちゃってるし、もうフェスを楽しむような気分でもありません。
散々泣いてもう帰ろうかなと思っていた時でした。
「もう大丈夫かな」という男の子の声。
びっくりしました。
いつからいたのかもわかりません。
でも、フェイスタオルを差し出してくれてすごく感動しました。
これはもしかして、神様がくれた出会いなのかも、とすら思ってしまいました。
どうやら、女の子が一人で泣いて心配していたものの、どうやって声をかけていいかわからずに、取り敢えず隣にいたそうです。
「こんな時にナンパされちゃうのも可哀想だし」という男の子はとにかく善意でそこにいてくれたそう。
「ナンパなんてされないよ」と、笑えば「でもなあ」と苦笑いされてしまいました。
顔を洗った後に話を聞けば、セフレは会場の近くに住む高校生らしく日に焼けた肌が健康的な男の子でした。
その時私は大学生。
犯罪とかではないものの、なんとなく高校生にこうして慰められているのが少しだけ恥ずかしかったのは今でも覚えています。
でも、出会いは出会いというべきか、そんなキュンとする出会いをしてしまうとドキドキしてしまうもので、その男の子とは、少しだけフェスに参加してネットで予約したホテルに一緒に入ってしまいました。
さすがにこれからも会いましょうというのは気が引けちゃって、ワンナイトラブになっちゃったけど、きっとあの子はかっこいい男の子になっているはずです。

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